Airbnbホストになるためには?ホストになる条件や手数料について徹底解説

Airbnbとは、世界最大手の民泊仲介サイトで、日本のみならず、海外からの旅行者に向けても集客できるサービスです。

Airbnbのホストになることは、民泊を成功させるためには欠かせないとも考えられます。

しかし、「Airbnbホストになるためには?」「ホストになる条件は?」などと悩まれ、まだホスト登録できていない方も多いと思います。

この記事では、Airbnbホストになるための条件や登録方法について詳しく解説します。手数料や集客方法についてもご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

Airbnbホストとは?

Airbnbホストとは、Airbnbにおける運営側を指す言葉です。

宿泊者側は「ゲスト」と呼ばれ、空き家を貸したいホストと、民泊を利用したいゲストをつなげる仕組みを提供しているのがAirbnbになります。

また、宿泊者からの評判などの実績が上位のホストは、「スーパーホスト」と呼ばれます。

スーパーホストは、Airbnbでの検索結果で優遇されたり、ゲストへアピールできたりするため、多くの方がスーパーホストを目指しているでしょう。

運営側での利用を検討されている方は、運営側が「ホスト」と呼ばれていて、「スーパーホスト」という上位レベルがある仕組みを理解しておくことをおすすめします。

Airbnbホストになる条件

空き家を民泊利用を検討されている方は、「Airbnbのホストになるためには?」と悩まれると思います。

Airbnbホストになることは難しくありませんが、いくつかの条件を満たす必要があります。

ここからは、Airbnbホストになる条件を始め方と登録方法の2つに分けてご紹介します。

始め方

Airbnbホストになるには、まず住宅宿泊事業者の登録を行わなければいけません。

いきなりAirbnbにホスト登録することはできないので、注意してください。

住宅宿泊事業者になるために定められている法律が「民泊新法」と言われるものです。

民泊新法では、いくつかの条項が民泊運営可能条件として定められていて、具体的には「台所・浴室・便所・洗面設備の設備が揃っている」や「一戸建ての住宅・長屋・共同住宅・寄宿舎のいずれかに該当する」などが挙げられます。

この条項の中でクリアできない方が多いのが、「民泊が禁止されていないか」ということです。

一戸建ての場合は問題ありませんが、マンションやアパートの場合、管理規約等で民泊での利用が禁止されていることがあります。

また、民泊というサービスが始まる前に建てられているマンションなどでは、規約の中に民泊について書かれていないことがあり、その場合は管理会社に確認するようにしてください。

民泊新法で定められている条件を全てクリアできれば届出を行い、受理されることで住宅宿泊事業者になることができます。

手続きはそれほど難しくありませんが、民泊を開始する日の前日までに提出して受理される必要があるので、その点は注意してください。

住宅宿泊事業者の登録を行うことが、Airbnbホストになる第一歩です。

登録方法

次はAirbnbへの登録になります。

Airbnbホストの登録手順は以下の通りです。

  1. Airbnbアカウントの作成
  2. プロフィールの入力
  3. 本人確認の認証を行う
  4. 民泊として貸し出す部屋の情報を入力
  5. アメニティや設備の詳細を入力
  6. 部屋の写真を登録
  7. 宿泊価格を設定する

Airbnbホストの登録は画面に沿って行えば、スムーズに完了します。

この手順の中で集客のために意識すべきことは、「6、部屋の写真を登録」「7、宿泊価格を設定する」です。

ゲストは写真から宿泊のイメージをするため、少しでも「泊まってみたい」と思わせるような写真を登録することが大切になります。

また、価格もゲストにとっては重要です。ホテルよりも安く宿泊できることが民泊の魅力でもあるため、高すぎる価格設定はおすすめしません。

ただ、部屋の写真や価格は登録後に変更することができるため、まずは登録を完了させても良いでしょう。

Airbnbホストにかかる手数料

Airbnbホストになる前に知っておくべきことの1つが手数料です。

Airbnbのサービスを利用してゲストが宿泊した場合、Airbnbに手数料を支払わなければいけません。

Airbnbホストにかかる手数料は、「分割負担型ホストサービス料」と「固定型ホストサービス料」のどちらの仕組みを選ぶのかによって変わります。

ほとんどのホストがゲストと手数料を分担する分担負担型を選んでいて、ホストの手数料は3%です。

固定型はホストが手数料を全て支払う仕組みのもので、手数料は14~16%です。

固定型で手数料を支払っているホストは、ゲストにかかる負担を軽減することで、集客率を高める目的があります。

Airbnbホストとして集客すること自体には手数料はかかりません。

Airbnbホストになる前に知っておきたい注意点

最後に、Airbnbホストになる前に知っておくべき注意点を2つご紹介します。

スムーズにAirbnbホストになって、高い宿泊率を維持するためにも、以下の注意点を参考にしてみてください。

住宅宿泊事業者の登録・申請

上記でもお伝えしましたが、Airbnbホストになるには、住宅宿泊事業者の登録・申請が必要です。

住宅宿泊事業者の登録・申請に関する法律が「民泊新法」になります。

住宅宿泊事業者の登録・申請をするうえで理解しておくべき制度が、年間の運営可能日数が定められていることです。

年間の運営可能日数は「180日以内」と定められているため、180日を超えることがないように注意してください。

また、登録・申請するうえでの注意点が、一定の基準を満たす住宅が民泊の対象になる、ということです。

一定の基準を満たすには、設備要件と居住要件をクリアする必要があります。

設備要件と居住要件の両方をクリアできていないと、住宅宿泊事業者の登録・申請ができないので、注意してください。

住宅宿泊事業者の登録・申請については、こちらの記事をご覧ください。

住宅宿泊事業法(民泊新法)とは?180日ルールや民泊の対象となる住宅について徹底解説

集客方法

Airbnbホストになる前に知っておくべき2つ目の注意点が、集客方法です。

「Airbnbホストになったから、集客には困らない」というわけではありません。

Airbnbホストは日本全国に数多く存在するため、工夫した集客方法が大切です。

上記でお伝えした、写真の登録や価格設定も集客に直結しますが、予約数を増やすには以下の集客方法を意識してみてください。

  • 新規予約時に割引サービスを提供する
  • リードタイム(予約ができる期間)と長期滞在を意識する
  • Airbnbの検索アルゴリズムを理解する
  • クオリティを高くする

この中でも、特に意識すべきことが「クオリティを高くする」ということです。クオリティとは、Airbnbでのレビュースコアを指します。

クオリティの高いホストであれば、検索結果に表示されやすくなり、予約率・リピート率が高くなる、と言われています。

一方で、クオリティの低いホストは、予約率・リピートが低いだけではなく、Airbnbで集客できないようになる可能性まであります。クオリティを高めることは、Airbnbで効果的に集客するために大切なことです。

まとめ

この記事では、「Airbnbホストになるためには?」という疑問を解消する内容をご紹介しました。

住宅宿泊事業者の申請を行い、Airbnbへ登録することでAirbnbホストになることができます。

Airbnbへの登録はそれほど難しくありませんが、住宅宿泊事業者の登録は少し複雑で、いくつかの条件が定められているため、しっかりと確認するようにしてください。

また、Airbnbホストになることで、宿泊者が大幅に増えるわけではありません。

ただし、Airbnbホストになることは宿泊者が増える第一歩であるため、この記事でお伝えした内容を参考にし、Airbnbホストになってみてください。

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この記事を書いた人

民泊運営代行サービスを展開するOCiETeの編集部です。「世界をシームレスにつなげる」の企業理念のもと、ホスピタリティーのあるゲストコミュニケーションをモットーに民泊オーナー様の民泊運営のサポートと共に、民泊に関わる様々なことを情報発信しています。

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